【吟醸酒】酒造りの技術向上、新酒の開発を目的とした、清酒鑑評会用の出品酒として生まれたお酒です。 特徴の一つめは精米歩合が60%以下で義務付けられている事です。二つめの特徴は、仕込み温度を10度以下にしてゆっくりと低温発酵させ、30日以上かけて熟成させる「吟醸造り」と言う手法が用いられている事です。この「吟醸造り」により、吟醸酒特有のフルーティーな香味が造りだされます。 余談ですが、私が日本酒を飲み始めた頃は吟醸酒ばかり飲んでいました。この吟醸酒のもつ花や果物にも似た甘い香味がワインの様に大変素晴らしく、日本酒初心者の私でも、スッスッと口の中に入っていきとても飲みやすく感じたからです。 個人的には、日本酒に興味をもたれたばかりの方なら吟醸系のお酒を冷やして飲む事をお勧めします。ワイングラスに入れて飲むと、甘い香りが更に引き立ちますよ。 |