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今から800年あまり昔、寿永2年5月(1183年)木曾に兵を挙げ京に上がろうとする木曾義仲(5万)と、それを阻止しようと10万の軍勢を率いて京都から進攻して来た平維盛の軍が砺波山、倶利伽羅で対戦した歴史に名高い源平倶利伽羅合戦・・・義仲軍に馳せ参じた郷土の豪将蟹谷次郎は、義仲軍の先導を承り、5月11日の夜戦、火牛の戦法で平家軍を急襲し、源氏の大勝利に導いた。
戦勝を祝って酒宴を張った蟹谷次郎の軍陣の将卒らは、歓喜乱舞競って太鼓を打ち鳴らし勝鬨をあげたという。これが”源氏太鼓”発祥の由来である。
倶利伽羅県定公園に建つ碑
手甲、鉢巻、法被姿で、大太鼓、小太鼓、酒樽を笛に合わせ身振り豊かに叩き踊る勇壮豪快な曲打ちで、多彩な演技をもって人々を鼓舞し魅了してやまない。(資料・小矢部市下後亟 越中源氏太鼓保存会)