富山名物・つざわの夜高まつり行燈山車のできるまで
初夏の夜空をてらす、富山名物つざわの夜高行燈の一晩にかける町衆の心意気
そのうらでは、何日も前から行燈山車の制作に取り組んでいる姿があります。
早いときは3月頃から取りかかり始めます。
そんな制作現場をスナップしました。
題して「行燈山車のできるまで」
まず、何を作るかの構想を練ります。竹で骨組みを作ります。ちょっと技術がいります。
骨組みが出来たら和紙で紙張りをします。町内の総出で作業します。町内のコミュニケーションの場ともなります。
紙を張り終えるト下絵を書いてロウ付けをします。細かいところは専属の
下絵師(町内公認)が担当します。
上は釣りもん下は山車
ここまでくればしめたものです。いよいよ紅つけの作業です。慎重に色付けをしていきます。
完成品の数々をご覧ください。
さあ次は台締めです。
祭りの前の休日に
町内の男衆総出で丸一日かけて仕上げます。
祭りの当日、山車を組んでいよいよ出番です。
ヨイヤサヨイヤサの掛け声で、町を練り歩きます。
左が小行燈 右が大行燈
まさに、芸術品ではありませんか。多くの人に見てもらいたいものです。
町の若衆が1年で一番燃える夜です。
つざわの若衆の「心意気」のみせどころです。
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