ヴァイラス ※ソルジャー 25年目のキス ハムナプトラ ※交渉人 スターウォーズ/エピソード1 エントラップメント マトリックス シックス・センス ディープ・ブルー ジャンヌ・ダルク エンド・オブ・デイズ ブレア・ウィッチ・プロジェクト 007/ワールド・イズ・ノット・イナフ 海の上のピアニスト ノイズ 13ウォーリアーズ シュリ ※ほんとうのジャクリーヌ・デュ・プレ ダブル・ジョパディ スリーピー・ホロウ グリーン・マイル アンドリューNDR114 ※マーシャル・ロー ボーン・コレクター
★シュリ シックス・センス マトリックス アンドリューNDR114 海の上のピアニスト
「シュリ」は、鑑賞した後も、暫くの間、切ない気持ちを、ずっと持ち続けた作品でした。南北朝鮮の分断は、現実のものではあっても、実際に、今も苦しんでいる人達がいることを、真剣に考えたことはありませんでした。ただ、ハリウッド作品に比べ、アクションの物足りなさはあるものの、それを補うほどのストーリーに魅了されました。「シックス・センス」は、この作品の最後で明らかにされる秘密を理解したときの、なんともいえない驚きと、その後のストーリーの繋がりを、何度も、思い起こさせようとする構成に、新たな感動を受けました。この2作品のどちらに、最優秀作品賞を与えるべきか、大変、悩みました。
★ダニエル・マイリック/エドゥアルド・サンチェス(ブレア・ウィッチ・プロジェクト) ラリー&アンディー・ウォシャウスキー(マトリックス) M.ナイト・シャマラン(シックス・センス) カン・ジェギュ(シュリ)
「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」は、低予算でありながらも、逆に、作品をドキュメンタリータッチに描いたことにより、より、現実味のある恐怖感を得られました。また、インターネットを武器にしたことも、大変、評価出来ます。「マトリックス」は、誰かがやってくれないだろうか、と期待していたものを、本当に作ってくれたという、感謝の気持ちがあります。しかし、「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」は、巨費を投じなくても、人を集めることができるという、素晴らしい実績を作り上げました。CGだけが全てじゃない、という。
★海の上のピアニスト シュリ アンドリューNDR114 ジャンヌ・ダルク スターウォーズ/エピソード1
「海の上のピアニスト」は、ある少女に向けて奏でた曲の素晴らしさに、感銘を受けました。また、お互いに難曲を披露するという、ピアノによる対決も見事でした。この作品は、これらの音楽とは切っても切れない関係にありました。「シュリ」は、キャロル・キッドの「When I Dream」に、「アンドリューNDR14」は、セリーヌ・ディオンの「Then You Look At Me」に、それぞれ、感動を受けました。両作品とも、エンディングテーマとして相応しく、作品にもマッチしていたので、是非、サントラとしてではなく、これらの曲を収録している本人のアルバムを、購入したいです。
★スターウォーズ/エピソード1 ハムナプトラ
SF映画に弱い私としては、「スターウォーズ/エピソード1」の戦闘シーンに、再び対面したとき、(ストーリーは、この際、無視して)すぐに興奮してしまいました。
★ティム・ロス(海の上のピアニスト) ロビン・ウィリアムズ(アンドリューNDR114) カート・ラッセル(ソルジャー) ケビン・スペイシー(交渉人) ショーン・コネリー(エントラップメント)
ロビン・ウィリアムズ2年連続の表彰ならず。確かに、「アンドリューNDR114」でも、名演技を披露してくれました。しかし、今回は、ティム・ロスの好演が、それを上回りました。ロビン・ウィリアムズの場合は、感動すべくして感動した、という印象がありました。比べて、ティム・ロスは、感動させようという雰囲気を感じさせないのに、反対に、私の方から、感動を作り上げることになったのです。ここは素直に、感動させてやろうという嫌らしさを感じさせなかった、ティム・ロスを表彰することにしました。
★ウラジミール・クリッヒ(13ウォーリアーズ) デヴィット・モース(グリーン・マイル) プルート・テイラー・ヴィンス(海の上のピアニスト) サム・ニール(アンドリューNDR114) ハーレイ・ジョエル・オスメント(シックス・センス) ローレンス・フィッシュバーン(マトリックス) LL・クール・J(ディープ・ブルー)
ウラジミール・クリッヒは、「13ウォーリアーズ」において、主演である、アントニオ・バンデラスもかすむほどのインパクトを与えてくれました。13人の戦士達のなかでは、伝説の勇者に相応しい演技を見事にこなしました。デヴィット・モースは、名バイプレーヤーとして、数々の作品に出演し、作品を陰ながら支えてくれました。おそらく、西暦2000年も、多数の作品で、好演してくれることでしょう。
★ミラ・ジョヴォヴィッチ(ジャンヌ・ダルク) ヘザー・ドナヒュー(ブレア・ウィッチ・プロジェクト) エミリー・ワトソン(ほんとうのジャクリーヌ・デュ・プレ) キム・ユンジン(シュリ) アシュレイ・ジャッド(ダブル・ジョパディ) ドリュー・バリモア(25年目のキス)
ヘザー・ドナヒューの熱演は、とても、演技による恐怖感のものとは思えない迫力がありました。ただ、独特な撮影方法にも影響した感は、否めません。一方、「ジャンヌ・ダルク」のミラ・ジョヴォヴィッチは、おどおどした表情や、鬼神さながらの気迫、自分自身との対話という、まったく異なる領分を、見事に演じきりました。「フォロウ・ミー(私についてきて)」と、兵士に叫ぶシーンでは、かなり興奮したことを、今でも、はっきりと覚えています。
★キャリー=アン・モス(マトリックス) クリスティーナ・リッチ(スリーピー・ホロウ) エンベス・デイビッツ(アンドリューNDR114) ジョアンナ・パクラ(ヴァイラス)
「マトリックス」冒頭の彼女の演技は、観客の心を掴むのに重要な演出といえました。最後まで、期待を裏切ることはなかったので、その点を高く評価しました。「スリーピー・ホロウ」のクリスティーナ・リッチは、あの独特な世界観に相応しい容姿でもって、作品に華を添えました。ティム・バートンの創りあげた世界を壊すことなく、逆に高めていった点を評価しました。
●衣装デザイン賞 マトリックス ●アイデア賞 シックス・センス ●SFムービー賞 マトリックス ●ホラームービー賞 ブレア・ウィッチ・プロジェクト ●ラブストーリー賞 シュリ ●アクションムービー賞 マトリックス