017「留守番電話の新しい使い方」
最近の電話には留守録機能があり、相手が不在でも用件を吹き込むことができる。これを少し応用すると、相手が家にいることを見計らって電話する必要はなく、用件を思いついたとき、直ぐに留守録に吹き込んでおけばいいのだ。
これを更に応用したのが、留守録を自分のために使おうというものだ。いいアイデアを思いついたとき、帰宅してから思い出しておきたいことがあるとき、自宅に電話して用件を吹き込む。帰宅した後に電話を覗けば、先ほど自分が吹き込んだ留守録の内容を確認することができる。
何も相手から電話が掛からないからといって、留守録機能が役立たずということはない。使い方次第では、あなたのライフスタイルに花を添えてくれる。
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リサ・スタンスフィールドという歌手は、いい歌詞やメロディーをふと思いついたら、直ぐに自分の留守録に電話している。この留守録からも彼女の名曲が生まれている。
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最近ではボイスレコーダーという、声を録音するための道具もあるが、携帯電話やPHSさえあれば、自宅の留守番電話にいつでもどこでも吹き込むことができる。私は携帯電話を持たないので、あまり詳しいことは知らないが、携帯電話にはメモ機能というものがあり、本体のメモリに録音することができる為、わざわざ留守番電話に掛ける必要もないらしい。
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【続・マーフィーの法則】に、「買うまでは留守電をつけろとうるさく友人に言われるが、買ったとたんに誰からの電話もなくなる」という留守電の法則があるが、もうそんなことを気にする必要はない。これから必要なのは、ふと浮かんだアイデアを忘れずに記録しようとする心構えと手段である。