010「デジタル型情報伝達の特徴」


 デジタル型情報伝達とは、紙に記した文字やFAX、そして電子メールなどを利用して相手に情報を伝える手段のことで、発信側の伝えたい情報を、確実に着信側に伝えることが出来る為(通信手段や弊害はこの際は無視する)、多数の人数に送ったり、または回覧しても、情報の内容を変形させることなく伝達できる。

 ただし、それはその情報を読みとるまでのことであり、以後、着信側の情報の捉え方によって、発信側と着信側との間には、意図把握の差異が生じる。それは発信側の用意された情報に、どれだけの確実性要因が盛り込まれているかに拠る。

 また感情を付加させることが難しく、着信側の誤解によるトラブルを招きやすいので注意する必要がある。