《2000年06月11日 〜 2000年06月17日》


【同僚の結婚披露宴に出席】

 6月17日の土曜日、同僚の結婚披露宴に出席しました。その同僚は、高岡工芸高校の先輩でもあり、会社の同期でもあり、プライベートなお付き合いでの友人でもあります。

 場所は、高岡市古城公園内にある、「射水神社」です。この建物の中には、初めて入ります。館内は大変広く、式場も複数あり、一体、どこで、披露宴がおこなわれるのか、最初は、分かりませんでした。披露宴迄には、まだたっぷりと時間もあり、待合室で暇を過ごしていたところ、他の同僚達も次々に姿を表し、それからは、15時の結婚披露宴までの間、新郎にご挨拶を交わし、早速、準備してきたデジタルカメラにて、何枚かを撮影させていただきました。

 披露宴では、新郎新婦の真前にあるテーブルだったので、お二人のお姿を、はっきりと確認できました。この日、初めて、新婦のお顔をご拝見させていただきましたが、大変、御美しい方で、新郎に羨ましい思いを抱きました。

 披露宴は、順調に進行し、媒酌人(仲人)の挨拶、新郎新婦の上司のスピーチ、新婦ご友人の催しや、新郎ご友人のカラオケ熱唱、2度に渡る新婦のお色直し、キャンドルサービス、ウエディングケーキ入刀、新郎新婦ご両親への花束贈呈、新郎のスピーチと続き、出された食事を食べるまでもなく、お二人の幸せなお姿を拝見しただけで、お腹は膨れてしまい、花束贈呈のイベントでは、少し涙ぐんでしまいました。

 披露宴は終わり、最後、お二人と一緒に記念撮影をしてもらい、とても有意義な一日を過ごすことが出来ました。ご夫妻は、この後、ハネムーンということで、メキシコとラスベガスへ旅立たれていきました。ご迷惑でなければ、新婚生活の落ち着いた頃を見計らって、一度、新居にご挨拶へお伺いしようと考えております。そのときは、是非、土産話などをお聞かせ願いたいと思います。

【「ナインスゲート」映画鑑賞】

 ジョニー・デップ主演のオカルトムービー、「ナインスゲート」を、鑑賞してきました。最初は、高岡市のピカデリーで鑑賞する予定だったところ、その日に限って、レイトショーの予定はなく、わざわざ富山まで足を運び、中央通りにある、「富山松竹」に、初めて足を踏み入れました。

 収集家のために、世界中を巡っては、稀覯本(初版本・限定本や古書などで、比較的世間に流布されていることの少ない書物のこと)を探し出す、本の探偵、ディーン・コルソ(ジョニー・デップ)は、ニューヨークの書物愛好家ポリス・バルカンの依頼を受け、伝説の悪魔祈祷書である「影の王国への9つへの扉」を探し出すことになります。このうち、バルカンは、世界に三冊しかないといわれているうちの一冊を、既に所有しており、残りの二冊を探しだし、三冊の真贋をはっきりと鑑定するように、コルソに万事を託します。コルソは、ニューヨークを旅立ち、スペイン、ポルトガル、フランスと巡り、謎の女との遭遇、次々に起こる殺人事件に巻き込まれながらも、三冊の書物の謎に迫ります。

 オカルトムービーでありながら、わざと観客を驚かせるようなシーンは、全くといっていいほど無く、安心して鑑賞できました。ジョニー・デップは、前作の「スリーピー・ホロウ」でも、ホラータッチな作品の主役として出演しており、板に付いた印象を受けました。ただ、今回、演じる役柄は、さらに凄いです。暇さえあれば、酒を飲んでいるは、煙草を吸うわ、見境なく女とHをしているは…。

 しかし、この3冊の本に隠されている謎と仕掛け、挿絵の版画などは、とても興味深く、構成としても展開としても納得のいくもので、とても見応えがありました。ただ、もう少し、9枚の版画に意味を持たせ、コルソと観客が一体となって、その謎を解明していけるような作りにしてもらいたかったという思いも、強く残りました。…ということで、自己評価ランキングは、「B−」とさせていただきました。