《2000年05月07日 〜 2000年05月13日》
プレイステーション2にて、「メタルギア・ソリッド2」開発との情報が、入りました。「メタルギア・ソリッド」は、小島秀夫監督の作品の一つで、全世界で約560万本もの売れ行きを達成した、ゲーム界においても名高いアクションゲームの一つです。
このゲームのコンセプトは、“なるべく敵に見つからずに侵入し、目的を達成させる”ということにあります。これまでのゲームでは、敵を倒すことに、ゲーム性、或いはゲームの達成感というものを、プレイヤーに与えていたのに対し、「メタルギア」シリーズでは、その定石を覆し、新たなジャンルを確立させることに成功しました。敵に見つからないように、慎重に行動する様は、これまでにない緊張感や臨場感を味わえ、更に、小島監督の描くシナリオには、映画作品に匹敵するストーリー性があり、これらの要素を上手く融合させることで、歴史に残る名作となりました。私自身、このゲームを、6〜7回もクリアするほど、随分と入れ込みました。
「メタルギア・ソリッド2」は、前作の「メタルギア・ソリッド」と、プラットフォームは異なり、プレイステーション2での発売となりますが、その分、グラフィックや演出にも期待がかかります。
この度、発表された新作の正式名称は、「メタルギア・ソリッド2 サンズ・オブ・リバティ」。ファミ通5月26日号に掲載されている画面写真を見ただけでも、前作以上の美麗なグラフィックであることは、一目瞭然です。舞台設定も、前作の平面的な動きに比べ、今作は、立体感もあり、高低さを巧みに利用していることも伺えます。まだ、発売日は決まっておりませんが、これからの最新情報に注目です。
【「マイホームみらの」全15巻完結】集英社、ヤングジャンプコミックス、桜木 雪弥さんの「マイホームみらの」も、第15巻をもって、完結しました。
直人は、みらのに、思いきって、プレゼントを渡そうとしますが、みらのは、それを受け取ることも、一緒にいることも出来ないと言います。しかし、直人には、その理由が分かりません。そのことに思いを馳せていると、これまで、一緒にいたはずの、みらののことを、これっぽちも理解していないことに、気がつきます。
ある日、みらのは、何故、自分が直人の傍に居てあげらないのかを、語りはじめます。これまで、直人に明かすことのなかった、自分の夢と、家政婦になったきっかけを。それでも、直人は、みらのを諦めることは出来ません。彼は、みらのに自分の思いを告げます。それは、今まで素直になれなかった直人にとって、どうしても言うことの出来なかった言葉でした。しかし、その一言によって、二人は、お互いの気持ちを理解し、それぞれ、お互いの夢を実現させる為に、しばらくの間、離れ離れになることを決意し合うのです。
その後、直人は、同級生らに会います。みらののことをよく知る同級生らは、何故、彼女を追いかけて行かないのかと、苛立ちを現します。そして、直人は、彼らに、敢えて追いかけないことも愛なんだと、語るのです。
それから、直人は、無事、T大に合格し、みらのは、ファッションデザイナーになる為、イタリアへと旅立ち、互いの夢を適えるための第一歩を踏み出しました。…1年後、みらのは、コレクションを成功させ、周りからインタビューを受けている中、花束を持った、みらののよく知る青年に出会います。そうです。直人だったのです。二人を茶化すように、一人の記者が、みらのに、彼との関係を伺います。そして、彼女は、こう言ったのでした。「…dove io e lui abbiamo la nostra casa.Tornero un giorno…」