《1999年11月07日 〜 1999年11月13日》
最近は、パソコン同志のEメールのやり取りにとどまらず、携帯電話の普及に伴い、友達の携帯電話に対しても、メールを送る機会が増えてきました。例えば、セルラーの携帯電話を持っている友人は、cdmaOneのCメール機能を使って、Eメールを受信しています。ただ、全角(2バイト)文字では、50文字、半角(1バイト)文字では、100文字までという制限があり、一言二言の文章を書いてしまえば、あっという間に50文字になってしまいます。…というわけで、なるべく半角文字を使って、メールを送るようにしています。一方、ドコモの携帯電話を持っている友人は、iモードのiモードメールという機能を使っています。こちらは、さすがに「iモード」の加入契約者数が200万人を突破しただけのことはあって、全角文字なら250文字まで送受信できます(半角文字なら、最大500文字)。250文字もあれば、割と余裕をもって、相手に思いを伝えられるので便利です。いずれは、文字数を気にすることなく、メールを送れるようになるのかもしれません。
【「Formula One 99」まずまずの売れ行き】ファミ通11月19日号によりますと、10月18日〜24日における、「Formula One 99」の推定累計販売本数は、3万9578本と、「ジョジョの奇妙な冒険」に次ぐ2位の売上を記録しました。日本グランプリ開催前という絶妙なタイミングだっただけに、F1ファンやマニアには、期待を集める1本となったことでしょう。ただ、BBSなどを読んでいますと、それほど高い評価ではないようです。確かに、グラフィックは格段と向上したのですが、コンピュータの操作する車の動きに疑問を感じる人や、「Formula One 97」の操作性と、大きく異なっている等の不満も多く書き込まれていました。私は、いまだに、「Formula One 97」をプレイしていますが、誰か、このゲームを持っている人、私とタイムを競い合ってくれる人はいないでしょうか?(当分、「Formula One 99」を買う予定はないですし…)
【「ザ・タイピング・オブ・ザ・デッド」とタイピング】最近、パソコンで市販されているもののなかに、タイピング練習用のソフトウェアを、多く見かけるようになりました。私は、ブラインドタッチ(キーボードを見ずにキー入力を行えること)はマスターしておりませんが、人並み以上には、キー入力できます(周囲からは、割と速いと言われます)。以前、私のキー入力の測定をおこなったときは、10分間で600文字程度のペースだったことが分かりました(ちなみに、AからZまでを、一つも間違わずに、入力する場合の最高記録は、2.38秒)。学生の頃から、キーボードとは友達だったので(キャプテン翼で例えるならば、サッカーボールのように)、随分と慣れてしまいました。それこそ、「しまいました」と入力するときも、ほとんど感覚的に、次に押すキーへと、自動的に指が動くのです。ただ、キーポジションは、全く守っていませんので、ブラインドタッチは、いつまでたっても出来ないのです。そうかといって、今のスピードに満足しているので、ブラインドタッチを覚えようとも考えていません。
実は、このタイピングを、ゲームにしたものが、12月より稼働される予定になっています。セガの「ザ・タイピング・オブ・ザ・デッド」です。しかも、コンシューマ向けに登場するのではなく(何れは、ドリキャスで発売されると思いますが…)、アーケードゲームとして、登場するのです。ゲームセンターにキーボードの台が出現するのです。これまで、ゲーセンには、レースゲームのようなハンドルを使ったもの、ガンシューティング、DDRのようなものまで、多彩なコントローラーが登場してきました。まさか、キーボードそのものが登場するとは、今まで考えてもみませんでした。操作方法はいたって簡単。画面に表示される単語を、一定時間内に素早く入力するというものです。久しく、ゲームセンターには通っていない私も、自分の腕前がどの程度のレベルに達しているのか、挑戦してみたいという気持ちになりました。これは、今までとは違う客層も呼び込めますし、以外と当たりかもしれません。
【読書事情全国世論調査】読売新聞社が実施した、「この1ヶ月間に読んだ本の冊数」の調査のうち、「一冊も読まなかった」と回答した人の割合は、46%(1998年は、53%)。「1冊」は21%、以下、「2冊」14%、「3冊」9%、「4冊以上」9%という結果でした。ちなみに、私自身も、1冊程度と、去年に比べて激減しています。特に、「読まなかった」と答えた人は、20代で38%、30代34%と、若い世代が7割を占めています。子供の頃の読書体験では、「読んだ」48%、「読まなかった」51%と、ほぼ横並び。実は、私は幼い頃、あまり本を読む方ではありませんでした。むしろ、社会人になってから、読むようになりました。子供のころに本が好きだった人は、大人になっても本を良く読むという傾向にあるらしく、親が子供に本を読み聞かせたりするのは、とても大切なことのようです。
「読書の意欲」についての調査では、「本をもっと読みたいと思うか」との問いに、「そう思う」69%、「そう思わない」30%。ただ、「もっと読みたい」と答えた人は、1ヶ月に読んだ冊数が多いほど、高数値であり、また、「もっと読みたい」と答えた人の3人に1人は、この1ヶ月の間に1冊も本を読んでいない人になっています。私も机の上には、10冊以上の本が山積みされた状態になっていますので、「もっと読みたい」の部類に入るでしょう。その、「もっと読みたい」と答えた人の中で、「知識や情報が得られるから」を理由に挙げている人は71%と高く、「心が豊かになるから」37%、「本を読むのが好き、楽しいから」35%と、本を読むことの楽しさよりも、実質的に情報源としての役割を本に求めている実態が明らかになっています。一方、「本を読みたくない理由」では、「忙しい、時間がないから」36%、「健康上の理由」27%、「読むのが好きではないから」21%、「本以外にも知識や情報が得られるから」18%、「読みたい本がないから」12%の順となっています。特に、「忙しい」「本を読むのが好きではない」は、若い世代で高数値となっています。
私は、本の冊数について意見を述べると、1年間に12冊だろうと50冊以上だろうと、そんなことはどうでもよいと考えています。むしろ、本から何を読み取り、それをどう活かせるようになるか、という点を重視しています。私は、昨年1年間、70冊以上の本を読みました。しかし、思えば、自分は1年間に何冊の本が読めるだろう、ということばかりを意識し過ぎていたと思います。今年は、マイペースで本を読むようにしていますので、現時点で22冊と激減しましたが、1ヶ月に1冊程度のペースを保っていれば、それで問題はないと考えています。そして、知識や情報収集のためだけに、本を読むのではなく、最近では、童話のような本も読むようになりました。これが以外にも、いろんな面で教えられ、どんな本からでも啓蒙を受けることを、改めて再認識しました。ジャンルに偏りをもたせず、幅広い読書を心がけることの大切さを、忘れないようにしなければなりません。
また、「忙しい、時間がないから本を読まない」というのは、反対に、「暇だったら本を読む」とも、解釈できます。しかし、それでは、いつまでたっても本を読むことは出来ないでしょう。本を読む人は、暇人ではありません。忙しいなりに、本を読む時間を上手く見つけ出しているのです。また、「本を読む」という行動の優先度を高く設定しているのです。読書は暇つぶしではありません。ただ、読書する余裕がないというのも、この世の中では、致し方のないことなのかもしれません。本の種類や発行冊数は、年々増えているというのに…。
【西暦2000年の日記帳を購入】来年の日記帳を購入しました。日記は、1992年から続けているもので、早くも8冊目の日記帳も、終わろうとしています。日記は、もともと、社会人になってから、毎年1つ1つの目標をもとう、という単純な思いから始めたもので、飽き性で長続きしない私に、何か根気良く続けるものはないかと考え、真っ先に思いついたものでもありました。1992年といえば、私が社会人として入社した年でもあります。日記を3日坊主や自然消滅で終わらせない為に、会社の朝礼を通じて、日記を書くことを強く公言してきました。そのお陰で、日記を書くということは、夕飯を食べること、寝ることと同様、生活の一部となり、様々な面で役立っています。
まず、字を書くということが、最大の効果です。学生ならともかく、社会人になった途端、机に向かうということは極端に減ります。そうなりますと、家にいても、鉛筆(シャープペンシル)を握らなくなってしまいます。近年は、パソコンの普及に伴い、文字を書く機会は、一層、減っています。漢字変換ソフトウェア(MS−IMEやATOK)の充実により、文字を入力すれば、自動的に対象となる漢字に変換してくれますし、そうでなくとも、該当する熟語が一覧表示されます。この便利さの反面、漢字を覚えなくなってしまいました。いわゆる「漢字忘却症候群」です。私は、日記をつけることで、分からない漢字を、できるだけ、辞書で調べるように心がけていますので、広辞苑を読む機会も増えるようになりました。
ただ、日記は、毎日つけなくてもよいと考えています。初心者の方には、「ときたま日記」「休日記」を勧めています。前者は、書きたいときだけ書けばいい、という日記です。確かに、平日は、仕事・仕事・仕事と、あまり仕事以外のことを日記にすることは、ありません。私も平日の大半は、仕事のことで埋め尽くされてしまいます。そして、後で読み返すこともありません。それでは、書いていてもつまらないですから、楽しかったこと、悲しかったこと、腹の立ったときに、日記をつければ、それで充分だと思うのです。特に、休日は、どこかへ出掛けたり、様々なイベントに出会う機会も多い日ですから、休日に日記をつけるだけでも、十分過ぎると思います。これが、後者の「休日記」です。毎年、日記帳は、高橋書店のビジネス日誌(見開き1週間セパレート式)を選んでいます。皆さんも、来年から、日記をつけてみませんか?