《1999年07月19日 〜 1999年07月25日》
ファミ通7月30日号は、「ディノ・クライシス」の徹底攻略特集だけを読み飛ばしました。全然、ゲームをする暇がないので、雑誌に先を越されてしまいました(笑) 今回、特に興味を惹いたゲームは、ナムコの「スターイクシオン」です。9月9日に発売予定のシューティングゲームです(定価は5800円)。かつて往年のファミコンゲーム、「スターラスター」を彷彿させるものがあります。その続編といってもあながち間違ってはいないでしょう。でも、よく考えてみると、9月9日には、「信長の野望 烈風伝」も発売されるはず…。どこにそんなお金が…(泣) また、ファミコンや、ディスクシステムで、本格的な推理アドベンチャーゲームとして名を馳せた、「探偵神宮寺三郎」シリーズの第1作〜第4作が、プレステに完全移植されるようです。実は、このシリーズのゲーム、どれもプレイしたことがないので、一度、謎解きに挑戦してみたいと考えています。「探偵神宮寺三郎 EarlyCollection」は、8月5日発売予定、定価は4200円です。
海の日の休日は、友達とドライブに行ってきました。まず、前から行ってみたいと思っていた、「コスモアイル羽咋」へ。ここは、1996年7月1日にオープンした宇宙の科学博物館で、アポロシリーズ、SETI計画(地球外知的生命体探査)、UFOなどに関する資料を展示していました。1階には図書館もあり、本好きな私にとっては、更に目を輝かせることに…。その後、能登海浜道路(有料)を通って、「白山スーパー林道」へ(普通車は3150円の通行料)。33.3qの道程に、しりたか滝、「姥ヶ滝」、「ふくべの大滝」といった数々の滝を眺めることができ、林道の中でも最も最高地の「三方岩駐車場」になると、標高1450mにもなります。その後、1995年に世界文化遺産に認定された、「相倉合掌造り集落」(駐車料金300円)を回って帰ってきました。白山スーパー林道の「姥ヶ滝」までは、駐車場から、かなりきつい階段を上り下りしなくてはならないので、いい運動にはなったものの、本当にくたくたになりました。これらのスポットにつきましては、バッチリとデジタルカメラに収めてありますので(Tさん、毎度、デジカメを貸していただき、ありがとうございます)、フォトレタッチソフトを使って編集した後、レビューと共に公開していきたいと考えています。…その前に、能登半島一周のレビューを公開しなくては…。
今月も、電話料金請求書が届きました。恐る恐る開けてみると…。なんと、今月の請求は5700円!。先月の半分以下でした。タイムプラスを契約した効果があったようです。本当に良かった。
木曜日の14時頃、私のもとに1本の電話がかかってきました。それは、工場にある1台のパソコンのハードディスクがクラッシュした、というものです。ただ普通のパソコンのハードディスクがクラッシュしただけならば、これまでにも何度も経験したこともありますし、それぞれ応対もしてきたので、NECのサービスを呼んで、内蔵ハードディスクを交換してもらい、Windows95を再インストールすれば、時間は掛かれど、復旧することができました。しかし、今回は、当社の主力製品でもある、「アペックスシリーズ」の生産を指令するシステムの入ったパソコンのハードディスクがクラッシュしてしまったのです。生産指令システムのハードディスククラッシュは、過去、初めての出来事。事件から2時間後、NECのサービス部門に、内蔵ハードディスクのクラッシュと診断されたときは、さすがに困りました。しかも、内蔵ハードディスクの予備は、そのサービスセンタにも無いとのこと。このままでは、14時頃までに生産指令した情報は、全てパーになるだけでなく、明日の生産指令も出来なくなってしまい、最悪の場合、現場はストップしてしまいます。そこで採った方法は、クラッシュしたパソコンと同機種のもので、しばらくパソコンが使えなくても業務に支障を来さないものから、内蔵ハードディスクを取りだし、生産指令システムのパソコンへ移植。それからシステムを復旧させるというものです。ただし、今日の午前中までに操作した生産指令の情報を復旧させる方法は、ただ一つ、「もう一度、朝やったことを繰り返す」しかありません。しかし、本社からの生産依頼のデータを受信できるのは20時まで。それ以降は締められてしまいます。このとき、既に時刻は16時を過ぎていました。急いで、内蔵ハードディスクを初期化し、Windows95を再インストール。本来ならば、本社の情報システム部から人を呼んで、再インストールしてもらうところを、今回は、私が初めて再インストールすることに。電話を通じて、「Scratch game」のホームページ作者と連絡をとりながら、なんとかOSを起動させることに成功すると、生産指令システムを運用するのに必要な、アプリケーションソフトをインストール。それから、ネットワーク情報やプリンタ設定の復旧、そして、外付けハードディスクのバックアップより、生産指令システムを復旧させ、1日前の状態に戻し終えたのは、19時20分頃。なんとか間に合いました。それから、朝にやったことを、もう1度一通り操作を終えるまで立会い、全てが完了したのは22時。とても大変な1日となりました。
皆さんは、地球外知的生命体の存在を信じていますか? 何故、この話をするかといいますと、アメリカの宇宙船アポロ11号による、人類初の月面着陸から30年にあたる7月20日に、当時の船長を務めていたニール・アームストロング氏(68)を含む乗組員3人が、ワシントン郊外にある、メディア博物館「ニュージアム」で開かれた記念行事に参加し、子供たちとの質疑応答の中で、宇宙人の存在の可能性を揃って認めた、というオンラインニュースの記事を読んだからです。最初に月面を踏んだアームストロング氏は、「宇宙人がいる確率は非常に高いと感じている」と指摘し、ともに月に降り立ったエドウィン・オルドリン氏(69)も、「私たちの銀河系の中にも、人間とは違う知的生命体が相当いるかもしれない」と答えています。また、宇宙船のパイロットを務めたマイケル・コリンズ氏(68)は、「宇宙の片隅の小さな太陽の近くだけに生命体がいる、と決めつけるのは少し傲慢だと思う」と述べています。私も、彼らと全くの同意見です。先日、友達と「コスモアイル羽咋」に足を運んだ際にも、SETI(地球外知的生命探査)計画という活動の調査内容や意義について説明しているブースを見つけました。そもそも、この「地球外知的生命探査」とは何なのか? 人間の地球外知性の交信において、その最初の行動として記録されるのは、1960年にアメリカのフランク・ドレイクがおこなったオズマ計画というものがあります。彼は、既に宇宙からの呼びかけがあるのではないかと考え、それを受信しようとしました。この翌年、ドレイクは宇宙文明方程式を提唱しています。これは一般に、ドレイクの方程式と呼ばれています。その公式は、N=R×Fp×Ne×Fl×Fi×Fc×Lとなっており、それぞれの記号は次のようになっています。N=宇宙文明の数、R=我々の銀河内での星の形成率、Fp=惑星をもつものの割合、Ne=星1個当たりの生命を維持できる惑星の割合、Fl=実際に生命の進化する惑星の割合、Fi=生命が進化し、実際に知的生命が出現する割合、Fc=知的生命によってコミュニケーション可能な文明が築かれる惑星の割合、L=文明の持続時間(年)。この公式を使って計算すると、人によって結果はまちまちですが、ドレイク自身は、少なくとも20万の惑星には、知的生命体が存在すると推測しています。そもそも宇宙全体には1000億以上の銀河が存在し、その一つの銀河には、2000億以上の恒星が存在するといわれています。単純計算しただけでも、宇宙には、20,000,000,000,000,000,000,000個の太陽があるわけです。もちろん、その中で好条件の兼ね備えた惑星を持つ可能性、生命の発生する可能性を考えると、この数字は極端に減少します。しかし、その確率は、けっして0%ではないのです。1972年、「宇宙人への手紙」を積んだパイオニア10号が、宇宙へ打ち上げられました。これは、アメリカの天文物理学者カール・セーガンのアイデアによるもので、縦18cm、横27cmの金メッキされたアルミ板に、地球の位置が描かれています。その後、1974年11月には、プエルトリコにあるアレシボ電波天文台より、宇宙に向けてある電波を送信しました。この電波のメッセージには、DNAの科学式、地球上の人口、人間の姿、太陽系についての情報等が含まれているそうです。直径305mのアンテナより3分間送信した方向は、2万4000光年離れたヘラクレス座の球状星団M13。送られたデジタル信号は1679個。この星団には、約30万の星が密集し、その殆どが銀河系の初期に誕生しているため、高度な文明を持つ惑星の存在する可能性は高いとされています。ただ、M13星人がその「アレシボ・メッセージ」を受け取り、返事を送ってくれたとしても、地球に届くのは4万年後のこと。少し気の遠くなる話です。その後、各惑星の探査と生命の存在確認を主目的として打ち上げられたボイジャー1号と2号には、先の「宇宙人への手紙」の他に、世界54ヶ国の挨拶の言葉と数々の映像を収めたレーザーディスクが積み込まれているそうです。この2つの探査機は、既に太陽系を離れた今も尚、地球から更に遠ざかっていきます。…というわけで、ざっと、SETI計画に関する出来事を挙げました。なお、この文章を書くにあたり、「コスモアイル羽咋」のパンフレットとホームページ、「スピーシーズ」のパンフレット、「コンタクト」のパンフレット、スペースアトラス(PHP研究所)、読売新聞オンラインニュースのホームページを参考に致しました。
富山県もようやく梅雨が明け、夏らしくなってきました。…というわけで、早速、友達3人と能登島で花火を楽しんできました。ここ数年間、花火を眺めることもなかったので、夜のドライブも兼ね、1時間半かけて行ってきました。日中はとても暑かったこの日も、23時にもなると、少し風もあって心地よかったです。もちろん、花火をするわけですから、バケツやごみ袋を事前に準備してきています。一通り楽しんだ後は、ゴミをちゃんと集めてから、帰路につきました。これから皆さんも花火をする機会に恵まれると思いますが、くれぐれもマナーを守って楽しんで下さい。